そろばんグランプリ広島2022のようす(写真)と優勝者一覧を掲載しました。
第63回 通常総会を掲載しました。
2021年度 優良生徒表彰を掲載しました。
第134回 段位認定試験昇段者を掲載しました。
第224回 珠算能力検定試験(1級合格者)を掲載しました。
第133回 段位認定試験昇段者を掲載しました。
第223回 珠算能力検定試験(1級合格者)を掲載しました。
第132回 段位認定試験昇段者を掲載しました。
第222回 珠算能力検定試験(1級合格者)を掲載しました。
2020年度 優良生徒表彰を掲載しました。
事務局の業務時間のお知らせ
29日まで10時~12時をお願いします
第219回珠算能力検定試験(6/28)施行中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染症の拡大防止や会場確保が困難等の理由から広島商工会議所における第219回珠算能力検定試験の施行が中止となりました。
これに伴い、日本珠算連盟主催の段位認定試験・暗算能力検定試験についても同様の措置を取り、6月28日実施の検定試験は中止させていただきます。
◆ 珠算学習(教育)の効用
そろばんを習うことによって計算力が向上します。また、数感覚の養成に役立ち、さらに学習を継続することによって驚異の珠算式暗算を体得し、集中力・記憶力・処理能力・直感力が身に付きます。珠算学習は能力を磨き、珠算教育は人間性を高めます。
◆ 日本における珠算教育
四ツ珠そろばんに改良され、学校教育の中では昭和13年以降採用されてきました。珠算教育は計算力の技能向上を目指すものであるが、最近重視されているのが珠算式暗算です。脳科学が発達し研究者により、珠算学習は左脳を刺激し暗算学習は右脳を活性化することが発表されております。珠算教育は脳の発達と日本の歴史文化に大きく貢献しています。
◆ 世界にひろがる珠算教育
1500年代に中国から伝来したそろばんは、日本で改良され現在に至っております。そろばんの特徴である盤面が十進法位取りの基礎理解につながることでアジア圏の中国全域・韓国・シンガポール・タイやアメリカ・メキシコ・ブラジルまたイギリスを主軸とするヨーロッパ各地やトンガ・フィージーの諸国にまで、珠算教育が学力の基礎・基盤にと海外に普及し浸透しております。
日本珠算連盟広島支部 会長 植野 実智成
本年、日本珠算連盟広島支部は創立50周年という輝かしい年を迎えることができました。これもひとえに今日まで支部運営にご尽力賜りました関係各位の絶大なるご支援・ご協力の賜物と、衷心よりお礼申しあげます。本年4月に会長職を引き継ぎましたが、記念すべき50周年の年であることに、身の引き締まる思いでございます。
顧みますと、本支部は珠算の健全な発展と会員相互の親睦を図ることを目的に、昭和35年に広島商工会議所ビル内に事務局を開設、設立されました。その後、検定試験の実施や競技大会の開催をはじめ、珠算に関する調査、研究、講習会等々の諸事業を展開してまいりました。とくに、暗算の魅力と必要性を社会にアピールするため、幼児から小学生を対象とした「ちびっこあんざんフェスティバル」や「あんざんチャンピオンシップ広島」、また、ひろしまフラワーフェスティバルでの「みんなでチャレンジフラッシュ暗算」の実施など実践的な取り組みを通して、子ども時代に育まれるそろばんの効用についてPRに努めております。
日本の教育の根本は「読み・書き・そろばん」と伝えられ、これらは3つの教育の柱として、日本の生活に浸透し、今日に至っております。しかし、IT化の進展により、職能教育としての珠算の社会的評価が低下する中、受験者の減少が続いていましたが、平成17年度以降は下げ止まり、前年度対比増加に転じています。さらに、新学習指導要領においては、小学校3年生に加えて4年生でも、そろばん指導が実施されるなど、そろばん学習が、計算基礎能力を育成する教育手法のひとつとして再評価され、珠算教育の位置づけが高まっています。この機をとらえ、珠算教育が基礎学力の確保と強化に貢献し、ひいては子どもたちの健全な育成に役立つことを、広く情報発信してまいりたく存じます。
今次の50周年を新たなる出発点として、本支部は新しい珠算教育を志向しながら、より実行する力、行動する力に溢れた主体性ある組織として、社会に貢献していかなければなりません。英知を結集して、珠算の隆盛に結びつくよう精力的に取り組んでまいります。
今後とも、日本珠算連盟広島支部に変わらぬご理解とご協力をお願い申しあげましてご挨拶といたします。